多くのBtoB企業において、リード獲得に伴う「実務工数」の増大が営業企画部門の大きな課題となっています。
本記事では、主要な施策を整理したうえで、Antigravityを活用した自動化の具体的手順について解説します。
リード獲得の自動化を実現することができれば、50-60時間分の工数を削減することができます。
BtoBリード獲得施策一覧と各施策のメリット・デメリット
BtoBの現場で一般的に採用されるリード獲得施策を、その特性とともに整理しました。
代表的なリード獲得施策だけでも、5種類ほどあるため、自社のフェーズに合わせて最適な手法を選択する必要があります。
| 施策名 | 主なターゲット | メリット | デメリット |
| EFO(エントリーフォーム最適化) | 顕在層 | 即効性が高い&工数小 | CVRを引き上げるために入力項目を削減するケースが多く、マーケティングデータの多様性が下がる |
| リスティング広告 | 顕在層 | 即効性が高く、確度の高いリードを獲得できる | 広告費(媒体費)の継続的な負担が大きい |
| SEO(オウンドメディア) | 潜在層〜顕在層 | 長期的な資産になり、獲得単価(CPA)を下げられる | 成果が出るまでに数か月〜1年の期間を要する |
| ホワイトペーパー配布 | 準顕在層~顕在層 | 検討初期のリードを大量に獲得できる | 獲得後の荷電&ナーチャリング(育成)が必須 |
| 展示会・イベント | 顕在層 | 決裁者と直接対面し、深い関係構築ができる | 出展料、人件費、設営工数が極めて大きい |
| アウトバウンド(フォーム営業等) | 潜在層 | 低コストで、狙いたいターゲットに直接打診できる | リスト作成と送信実務の工数が膨大 |
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どの施策を選択しても、リードの獲得効率は下がっていきます。
つまり、同じ業務工程を繰り返す限りにおいては「工数は増え続ける」という宿命があるのです。
そのため、各施策において、ルーチンとなる対応事項(例:リスティング広告におけるクリエイティブ作成)はAIで自動化していくことが望ましいでしょう。
リード獲得業務自動化の必要性
前述の通り、BtoBマーケティングのリード獲得施策に共通するボトルネックは、「リスト作成・精査やアプローチデータの入力・保存といったルーチンワークの対応工数の肥大化」にあります。
例えば、「アウトバウンド営業」の場合、次のようなケースでルーチンワークを積極的に自動化していくことが重要になります※リスティング広告やSEOの場合も同じように、ルーチンワークを特定&自動化していくイメージです。
営業リスト生成の自動化
営業企画担当者が1日3時間かけて行っていたリスト精査を自動化することで、月間約60時間の工数を削減可能です。
この削減により、更に付加価値の高い業務(プロダクト/サービスの課題定義)に専念してもらうことが可能です。
営業管理の自動化
営業管理において、営業担当者が入力した作業を営業企画が各SFAに転記する作業を自動化することが可能です。
これにより、ヒューマンエラーと工数を0に近づけることが可能になります。
営業企画の自動化
営業管理データ化をもとに、最適なアプローチ方針の策定なども自動化することが可能になります。
過去のデータから、成約につながりやすい業界業種/企業規模などの特定を行い、より科学的な営業の推進が可能となります。
Antigravityを活用したリード獲得自動化の具体的手順
ここからは、「アウトバウンド営業」を例に、リード獲得施策における自動化の手順について解説していきます。
自動化には「Google Antigravity」というGoogleのAIエージェントを活用します。Google Antigravityは、API不要で、ブラウザ上の操作を自律的に行うAIエージェントです。これを用いることで、従来は手動で行っていたプロセスを一気通貫で自動化できます。
これまでのチャットボット型AIでは、あくまで外部データ(スプレッドシート/SFAなどのツール)にアクセスすることができない、あるいは非常に限定的なアクセスしかできない状況でしたが、Google Antigravityを使うことで、それらの制約を超えて、自律的に情報を取得~保存することが可能になります!
リスト抽出から問い合わせフォーム送信までを自動化する仕組み
ターゲット企業の自律抽出
特定のポータルサイトや求人情報、ニュースリリースから、自社のICP(理想的な顧客像)に合致する企業情報を自動で収集・リスト化します。
企業情報の深掘りと個別化
収集したリストの企業サイトを個別に訪問。
事業内容や最新ニュースを読み取り、定型文ではない「個別の状況に合わせたメッセージ」を生成します。
問い合わせフォームの自動入力・送信
特定した企業の問い合わせページへアクセスし、会社名、担当者名、メッセージ内容を自動入力します。
Playwright等のブラウザ制御ライブラリと連携することで、複雑なフォーム構造であっても人間と同じように認識し、送信を完結させます。
SFAなどへの情報入力
フォームのアクションステータス、結果などを自律的に入力。
最新の進捗を確認できるようになります。
発展版:定期的な戦略見直し
上述のアクション/結果をもとに、戦略を見直しより効率的なアプローチにつながるリストを作成&オペレーション見直しを実行します。
まとめ:BtoBリード獲得の自動化は必須
BtoBマーケのリード獲得施策は年々多様化しており、都度新たな施策を検討し、最適な経路を開発していく姿勢が求められます。
そのうえで、BtoBマーケ施策の「工数肥大化の問題」を踏まえると、月60時間以上の工数削減が狙える、AIの活用は不可欠な視点です。
特に、Antigravityを活用した自動化は、単なる効率化ではなく、営業組織の競争力を維持するための必須要件といえます。
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